前回はScratch(スクラッチ)拡張機能の"翻訳"と"音声合成"を使って翻訳アプリを作ってみました。
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Scratchで翻訳アプリを作ってみよう!① - 翻訳と音声合成の使い方
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今回も同じ機能を使って翻訳履歴付きのアプリに挑戦してみましょう。
スクリプトは簡単ですが、リストと変数の使い方にコツがあります。
スクラッチを初めて触るという場合はこちらの基本編から始めてみてください。
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プログラミング学習はスクラッチから!だれでも簡単・使い方入門
プログラミング学習を始める入り口として最適なScratch(スクラッチ)の始め方や基本操作を解説します。 小中学生のお子さんを持つご両親はもちろん、プログラミング初心者の方にもオススメで ...
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この記事のもくじ
翻訳するスプライト
まずは翻訳するためのスプライトを用意して、スクリプトを作っていきましょう。
前回作ったスクリプトと大体同じですが、"答えを英語に翻訳するをりれきに追加する"でりれきを残せるようになりました!
後ほどこのりれきを見たり発音を確認できるようにしたりします。

発音するためのスプライト
次に翻訳したものを発音するためのスプライトやスクリプトを作って行きましょう。
こちらも前回と同様です。

りれきを確認するためのスプライト
次にりれきを確認するためのスプライトとスクリプトを作っていきましょう!
ここまでできたら、試しにいくつか翻訳してみましょう。

さきほど作ったリスト"りれき"を表示させると、翻訳したものがリスト化(Apple, Cat, Dog...)されているのが分かります。
ここで"History"のスプライトをクリックすると…?
リストの上から順に発音してくれます。
…あれれ?でもリストの最後までいくと発音してくれなくなります。
どうせなら、またリストの1番目に戻ると便利ですよね!
ということでニャアからの課題です。
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・・
・・・
ヒント:"もし< >なら"、"変数"、"りれきの長さ" を使ってみましょう。

・・・
・・
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やってみましたか?
ではこちらがニャアの例です。
変数はりれきを1つ発音するごとに増えていくので、変数=りれきの長さになった時に変数を0にすればリストの1番目に戻ることになります。
上手くいくかどうか、試してみましょう!
補足
ちなみに上のスクリプトの(1+変数)がちょっとややこしいので、このように書き換えることもできます。
変数を1からスタートすることにすれば、スクリプトがよりシンプルになります。
おさらい動画とScratchプロジェクトページ
今回のレッスンの流れや全体のスクリプトは、下の動画やScratchプロジェクトページにて確認できます。
変数とリストを使った英単語ドリルも合わせてどうぞ!
変数とリストの基礎がわかるゲーム作り3レッスン -Scratchでプログラミングを学ぼう