今回はScratchの拡張機能「ペン」を使ってみたいと思います。
また、画像をアップロードして背景やスプライトに使う方法もご紹介します。
ニャアの課題もあるので、親子での自宅学習やプログラミング初心者にオススメです。
Scratchの基本の使い方から知りたい方はこちらも合わせてどうぞ。
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この記事のもくじ
ペン機能の使い方はカンタン!
さっそくペン機能を使ってみますが、ペン機能は通常の画面には表示されていないので拡張機能から追加する必要があります。
「ペンを下ろす」はその名の通り、画面にペンをおろすことなので、これによって線を描くことができます。
その反対は「ペンを上げる」で、この状態にすると線が描かれません。
さて、このネコのスプライトはもう使わないので、×ボタンで消しておきましょう。
応用①ペン機能で書道してみよう
ペン機能を使えば自分の好きなように線を描くことができます。
せっかくなので、かっこよく書道をしてみましょうか!
画像をアップロードして背景にする方法
巻き物は画面に対してちょっと小さめなので「背景」タブで大きさを変更しましょう。
画像をアップロードしてスプライトにする方法
次にスプライトの筆を用意したいですが、こちらも画像をアップロードします。
筆はかなり大きいと思うので「見た目」→「大きさを○%にする」をクリックして小さくしましょう。
そして位置も好きなように整えます。
を押したら、aキーを押しながらマウスを動かしてみましょう。
線は描けますが描き方がちょっと不自然…これは「ペン」がスプライトの中心で線を描くからです。
なのでスプライトの中心を変更して、筆の穂先で線を描くように調整します。
スプライトの中心を動かす
スプライトの中心を動かすのは「コスチューム」の画面でできます。
これでもう一度描いてみましょう。
筆の先で線を描いているようになりましたか?
「全部消す」を追加して、を押したらすべて消して描き直せるようにしておくと便利です。
- スクリプトの先頭に「全部消す」を追加
ここまでのスクリプトはこちらのプロジェクトページで確認できます。
応用②ペン機能で黒板に落書きしよう
ではここでニャアの課題です!
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「ペン」の機能にある「全部消す」を使うと描いたものがすべて消えますが、ただ消すだけだと味気ないので黒板消しの動きを付け加えました。
ちなみに「ペンを下ろす」を使って黒板消しが通った軌跡のみ消すこともできます。
(これについては次回の発展版でご紹介します!)
- 最後に、ゲームをする人にとって分かりやすいように背景に注意書きを加えました。
ということで、落書きできる黒板の完成です!
スクリプトはこちらのプロジェクトページから確認できます。
今回のビデオはこちら。
さらに発展させたい人へ
画像をアップロードして背景やスプライトにする方法を知ったことで、作れるもののバラエティがはるかに広がると思います。
次回はこの発展版として、黒板消しで書いたものを消す方法をご紹介します。
チョークの白、黄色、ピンクもフォルダに入っているので、自由にダウンロードしてお使いください。
それでは、次回もお楽しみに!
(追記)続編ができました。描いたものを黒板消しで消してみましょう。
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