Scratch(スクラッチ) 難易度★★⭐︎⭐︎⭐︎

Scratchで迷路作り! - 応用編

 

前回の『Scratch(スクラッチ)で迷路作り!』に引き続き、スクラッチでの迷路作りの発展編をご紹介します。

前回記事をまだ見てない場合は、こちらから始めてみてください。

Scratchで迷路作り! - 条件分岐・調べる

  今回はScratch(スクラッチ)で迷路を作る方法をご紹介します。 迷路はあらかじめ作ってある画像を使用しますが、自分で描いた迷路を写真に撮ってアップロードしてもOKです! スクラッチを ...

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この発展編では、このようなことに挑戦します。

  • ワープゾーンを作る
  • 敵を作る
  • よりむずかしい(細かい)迷路にする
では始めるニャア!

 

前回作ったスクリプトを引き続き使うので、前回作ったデータが残っていればそれを使いましょう。ない場合はニャアのプロジェクトをリミックスして使ってください。

 

ワープゾーンを作る

迷路の行き止まりにワープゾーンを作ってみましょう。

ポイント

  • 背景の"背景"タブをクリックしてコスチューム編集画面へ
  • 迷路の行き止まりに●を描く(好きな場所でOK!)

 

次にスプライトのスクリプトを追加していきます。

ポイント

  • スプライト"Ball"のスクリプトゾーンへ
  • "もし○色に触れたなら"のスクリプトをワープゾーンの数だけ作る
  • "もし○色に触れたなら"の○をクリック→スポイトでワープゾーンの色を吸い取る

  • ワープさせたい場所にスプライトを置いて座標を調べる(スプライトを置くだけで "X座標を○, Y座標を○にする"の○にその座標が自動的に入ります。)

  • その座標をそれぞれの"もし○色に触れたなら"に入れる

※分かりやすいように別の "が押されたとき" を作りました。"ずっと"も忘れずに!

 

どんな場所にワープするのが楽しいでしょう?おもしろ難しくしてみてください。

スタートに戻ったりゴール近くに行けたりすると面白いニャア!

 

敵を作る

次にを作ってみます。

常に動き回る敵がいて、ぶつかるとゲームオーバーもしくはスタートに戻ってしまうなどはどうですか?

ここでは敵にぶつかるとスタートに戻るスクリプトを作ってみます。

ポイント

  • スプライトを選ぶ→(例)"Bat"
  • Batのスクリプトゾーンに以下のスクリプトを追加

乱数にしているXやYの座標は、迷路の一番左・右・上・下に置いて調べました。
これが敵の動き回る範囲となります。

一番左

一番右

一番下

一番上

  • スプライト"Ball"のスクリプトゾーンに以下のスクリプトを追加

※分かりやすいように別の "が押されたとき" を作りました。"ずっと"も忘れずに!

 

敵がどこに現れるかわからないのがスリル満点です!

スタートに戻っちゃうから大変ニャア…

このほか、敵が上下や左右に動き回るようにしても面白そうですね。

 

よりむずかしい(細かい)迷路にする

最後に、むずかしい迷路にも挑戦してみましょう。

こちらからむずかしい迷路の画像 "m2.jpg"を自分のパソコンにダウンロードしてください。

m2.jpg

 

ダウンロードができたら、スクラッチの画面で背景としてアップロードしましょう。

ポイント

  • "背景をアップロード"→ダウンロードした"m2.jpg"をアップロード

 

前回と同じように、スクリプトのスタート位置とゴール位置を決めます。

ポイント

スプライトについて↓↓
  • "Ball"をむずかしい迷路のスタート位置に置く
    (壁の間を通れるようにスプライトの大きさは12にしました。)
  • スクリプト"X座標を○, Y座標を○にする"を現在の座標に変える

背景について↓↓
  • "背景"タブをクリックしてコスチューム編集画面へ
  • m1のゴールの●を"コピー"してm2のゴールに"貼り付け"

  • スクリプト"背景をm1にする"を"背景をm2にする"に変える

 

さて、あとは動かしてみるだけです!

はたしてゴールできるかニャア…?!

 

迷路を進ませづらいときには…

たまに迷路の中を進ませづらいことがあります。

たとえば曲がりたいのに進みすぎてしまって曲がれないとか、壁のすきまに上手く入れないとか…

こんな時はスクリプトの動きをこまめにすると良いです。

でも、どうすれば動きをこまめにできるでしょうか?

 

ニャアの問題

迷路を進むスプライトの動きをこまめにするには、どのスクリプトを改造すれば良いでしょう?

・・

・・・

ハイ、スプライトを動かしているのは↑↓←→キーなので、"○キーが押されたとき"のスクリプトをみてみましょう。

ここで"X座標を5(-5)ずつ変える" や "Y座標を5(-5)ずつ変える" などの数字を小さくしてみましょう。

たとえばこのように1ずつ動かすようにすれば、こまめな動きができます!

動きは遅くなるニャア

いろいろな改造をして、迷路ゲームをより楽しくしてみましょう!

 

今日のおさらい動画とスクリプトページ

今回作ったスクリプトは、Scratchのプロジェクトページで確認できます。

おさらい動画も合わせてどうぞ。

 

 

 

ごきげんよう

 

ロボットプログラミングに興味のある方はこちらもどうぞ!

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