今回はScratch(スクラッチ)で迷路を作る方法をご紹介します。
迷路はあらかじめ作ってある画像を使用しますが、自分で描いた迷路を写真に撮ってアップロードしてもOKです!
スクラッチを始めたばかり!という場合はこちらの基本編から始めてみてください。
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この記事のもくじ
迷路の画像をアップロード
まずは下のような迷路の画像を背景としてアップロードします。
こちらから画像を自分のパソコンへダウンロードしてください。(この画像はイラストACでダウンロードし、一部編集したものです。)

かんたん迷路(m1.jpg)

むずかしい迷路(m2.jpg)
ゴール画面を用意
次にゴールした時に表示するゴール画面を作ります。

スプライトを用意
次にスプライトを用意します。
キャラクターにしても良いですが、ここでは例として"Ball"を使います。
スタート位置の設定
次に迷路のスタート位置を決めます。
画像の中にある⬇︎が入り口なので、そのすぐ下にスプライトを配置してみましょう。(スプライトの大きさは30にしてあります。)
を押すと常にこの位置にくるように、この座標をスクリプトに追加します。
※"X座標を○, Y座標を○にする"の○には、スプライトを置いた位置の座標が自動的に入力されています。
上下左右キーで動く設定
次にスプライトを↑↓←→キーで動かすスクリプトを作ります。
"Ball"のスクリプトゾーンに以下のように追加してみてください。

壁を突き抜けない設定(ニャアからの問題あり)
さて、ここからがちょっと工夫が必要です。
今のままでは迷路の壁を無視してスプライトが進んでしまうので、これを解決しないといけませんね!
ニャアの問題に挑戦してみましょう。
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・・
・・・
では答えに進みます!
以下のような方法で、壁の色に触れたら跳ね返るようにしてみましょう。
このプログラムはほぼ一瞬で実行されているので目に見えませんが、壁に当たった瞬間に跳ね返っていることで、結果的に壁で止まる(壁を突き抜けない)ように見えます。

ゴールしたら画面が変わる設定
次に、ゴールに到着したらゴール画面になる設定をします。
ここでも<○色に触れた>を使います。
ここでもういちど、ゲームをプレイしてみましょう!
スプライトがうまく迷路を通れない場合は、大きさを少し小さくすると良いです。
発展させてみよう

今回はこのへんにして、次回は迷路ゲームの発展編にしたいと思います。
発展編では、
- ワープゾーンを作る
- 敵を作る
- よりむずかしい(細かい)迷路にする
などをご紹介します!
発展編はこちら。
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今回作ったスクリプトはScratchのプロジェクトページも参考にしてください。
動画でもおさらいできます。