今回はScratch(スクラッチ)でじゃんけんを作ってみます。
変数とコスチュームを使いこなせば、30分くらいでじゃんけんゲームができてしまいます。
できるだけシンプルなスクリプトになっているので、初心者にもオススメです!
「スクラッチを始めたて!」という場合はこちらの基本編やコスチューム特別編もどうぞ。
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この記事のもくじ
スプライトの準備
今回使うじゃんけんのグーとチョキとパーの画像をこちらからダウンロードしてください。

g1.png

g2.png

g3.png
この画像はイラストACで見つけました。他にもいろんな画像があるので探してみてください。
変数の準備
今回使う変数も用意しておきます。"自分"と"相手"の2つです。
背景を選ぶ
つぎに背景選びです。
自分の好きな背景を選びましょう。
じゃんけんボタンをつくる
次にじゃんけんボタンを作ります。

次のような手順で進めてみましょう。
グーボタンのコスチューム
まずはスプライトを追加して、下のような手順でグーボタンを作ります。

グーボタンのスクリプト
つぎにコードの画面にもどり、スクリプトを追加します。
グーをコピーしてチョキとパーをつくる
グーボタンのコスチュームとスクリプトができたら、あとはこれをコピーしてチョキとパーのボタンに代えましょう。

ここまでできたら、おなじ方法でにパーのボタンも作ってみましょう。
コードを変えるのも忘れずに!
グー・チョキ・パーのボタンができましたか?
ステージの下の方に並べておきましょう。
審判のスプライト
つぎに、じゃんけんの審判をつくります。
好きなスプライトでOKです!(例:Duck)
"相手を1から3までの変数にする"のスクリプトを見てみましょう。
この数字はなんでしたっけ?
そうです、グーが1、チョキが2、パーが3でしたね。
じゃんけんは相手がなにを出すかわからないので、乱数を使ってランダムで出されるようにしています。
そのあとのセリフは自由に作ってみてください。
最後の"ジャンケンを送る"はメッセージです。
自分のスプライト
次に自分のスプライトを用意します。
"もし自分が○なら"のスクリプトを見てみましょう。
これはじゃんけんボタンのスクリプトに作った"自分を○にする"とつながっています。
たとえば
(じゃんけんボタンのスクリプト)グーボタンを押す→自分が1になる→(ここから自分のスクリプト)自分=1→コスチュームをg1にする
という流れで、グーが画面に現れます。

を押してから審判をクリックして、押したボタンのじゃんけんが出るか確かめてみましょう。
相手のスプライト
自分のスプライトができたら、相手のスプライトを作るのは簡単です!

じゃんけんしてみる!
自分と相手のスプライトができたら、さっそくを押してから審判をクリックして、ゲームスタートしてみましょう。

このように自分と相手でじゃんけんができましたか?
最後に、自分と相手のスクリプトに"が押されたとき"→"隠す"を追加しておきましょう。
全体のスクリプトはこのようになりました!

自分のスクリプト

相手のスクリプト
発展編
今回はこのへんで終わりにしようと思います。

せっかく審判のスプライトを作ったので、次回の発展編では審判に勝ち負けの判定をしてもらおうと思います。
どんなスクリプトが良いでしょう?発展編を始める前にちょっと考えてみましょう。
今回作ったスクリプトは、Scratchのプロジェクトページから確認できます。
発展編はこちらからどうぞ。
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