今回は『Scratchでじゃんけんポン! - 変数とコスチューム 』の発展編として、じゃんけんの勝ち負けを審判が判定するスクリプトをご紹介します。
前回の基本編がまだの方はこちらから始めてください。
-
Scratchでじゃんけんポン! - 変数・コスチューム
今回はScratch(スクラッチ)でじゃんけんを作ってみます。 変数とコスチュームを使いこなせば、30分くらいでじゃんけんゲームができてしまいます。 できるだけシンプルなスクリプトになっ ...
続きを見る
発展編では、ニャアから課題が出されます。
考えながら自分でスクリプトを組み立ててみましょう。
この記事のもくじ
判定のメッセージを作る
まずは判定の合図を出すために、"自分"のスクリプトに"判定を送る"を追加します。
勝ち負けを判定するスクリプト
次に、前回作ってある審判のスクリプトゾーンを開いてください。
ここに新しくスクリプトを追加していきます。
ここで前回やったことを思い出しましょう。
<自分=1>や<相手=2>の数字は何のことでしたっけ?
・
・
・・・
ハイ、じゃんけんのグーとチョキとパーのことでしたね。
グー:1 チョキ:2 パー:3
つまりこのスクリプト"もし自分=1かつ相手=2なら"は、"自分=グーかつ相手=チョキ"ということになります。
グーとチョキだと勝つのはグーなので、"自分の勝ち"となります。
そして"自分=相手"の時は、もちろん"あいこ"となりますね!
ではここでニャアからの課題です。
・
・・
・・・
このようなスクリプトになりましたか?
自分がチョキ(2)で勝つ時は相手がパー(3)、自分がパー(3)で勝つ時は相手がグー(1)になっている必要がありますね。
引き続き、ニャアから課題があるようです。
・
・・
・・・
できましたか?
自分がグーとチョキとパーでそれぞれ負ける時のスクリプトは、このようになりました。
ここまでできたらを押してじゃんけんをスタートしてみましょう。
スクリプトができていれば、このように審判が判定を出してくれます。
審判のスクリプト全体はこのようになりました。
おさらい動画とスクリプトページ
じゃんけんゲームの基本編と発展編を、動画でおさらいしましょう。
スクリプトや動作はScratchのプロジェクトページでも確認できます。