今回はScratch(スクラッチ)でルーレットを作ってみたいと思います。
ルーレットを回すプログラムはとても簡単なので、作り方を覚えたあとはオリジナルのルーレットゲームなどに応用してもらえると思います。
ルーレットを回してから手動でストップさせる方法と、時間と共にだんだんスピードを緩めて止まる方法をご紹介します。
もしスクラッチを触るのが初めてという場合は、こちらの基本編から始めてみてください。
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この記事のもくじ
ルーレットの画像をアップロード
まずはルーレットの画像をアップロードしてスプライトにしたいと思います。
こちらから画像 "roulette2.png" をダウンロードしてください。(roulette.pngもご自由にお使いください。)
ルーレットを回すスクリプト(手動でストップする)
次にルーレットを回すスクリプトを作っていきましょう。
まずはスペースキーを使って手動で止める方法です。
ではここで問題です。もし"○度回す"の数字を変えるとどうなるでしょう?
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この数字を変えると、ルーレットの回り方や回転速度が変わります。
ルーレットで止まった数字を示すスプライト
次に、ルーレットで止まった数字を示すスプライトを作ってみましょう。
MagicWandのスクリプトで色ごとに書かれている数字と変数を一致させることによって、どの数字に止まったかを色から判断することができます。
試しにを押してルーレットを回してからスペースキーでストップさせてみましょう。
こんな風にスプライトが数字を教えてくれたらOKです!
ルーレットを回すスクリプト(時間と共に止まる)
しかし、今のままではスペースキーを押さない限りルーレットが回り続けてしまいます。
きれいにピタッと止まるのもちょっと不自然ですね…。
ということで、ここでニャアからの課題に取り組んでみましょう。
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やってみましたか?ではこちらが一例です。
上のスクリプトではルーレットの速度を遅くしながら回転させ、最終的に回転を止めることができます。
先ほどと同様に"○度回す"の数字を好きなようにアレンジしたり、"○回繰り返す"の回数を変えて回転時間を調整してみてください。
おさらい動画とScratchプロジェクトページ
今回のレッスンの流れや全体のスクリプトは、下のおさらい動画やScratchプロジェクトページにて確認できます。
- Scratchプロジェクトページ:ルーレット(手動で止める)
- Scratchプロジェクトページ:ルーレット(自然に止まる)