Scratchで人気の迷路ゲームですが、今回はそれにmicro:bit(マイクロビット)を組み合わせてみたいと思います。
マイクロビットの加速度センサーを使えば、前後左右の傾きによってボールを動かして迷路を進ませることができます。
スクリプト自体はとても簡単なのでやってみましょう。
もしスクラッチを初めて触る!という方は、まずこちらから基本操作を覚えましょう。
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マイクロビットの初期設定などはこちらを参考にどうぞ。
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この記事のもくじ
迷路の画像をアップロードする
まずは背景に迷路の画像をアップロードしましょう。
迷路の画像はイラストACなどフリー画像サイトで見つけることができます。(このレッスンで使用しているのはイラストACの素材ID906099です)
ボールのスプライト&スクリプト
次に迷路を進むボールを用意しましょう。
迷路の種類によって適度なボールの大きさが変わるので、プレイしながら調節してみましょう。
次にスクリプトを作って、マイクロビットの傾きに合わせてボールが進むようにしてみます。
スクリプトの①の部分はスタート地点にしたい座標を入れます。
②の部分は、
- ボールが壁に触れるとスタート地点へ戻る
- (壁に触れていない状態で)マイクロビットを右に傾けるとボールが右へ進む
というスクリプトになっています。
ではここでニャアからの課題に取り組んでみましょう。
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挑戦してみましたか?ではこちらが一例です。
"( )度に向ける"はスプライトが向く方向なので、これを-90, 0, 180度とすることでそれぞれ左・前・後ろに進むようになります。
また、"0.5歩動かす"の数を変えるとボールの進む速さが変わります。
これでマイクロビットを使った迷路ゲームの完成です!
おさらい動画とScratchプロジェクトページ
今回のレッスンの流れや全体のスクリプトは下の動画やScratchプロジェクトページにて確認できます。